私は40歳を過ぎたおじさんです。しかもうつ病で仕事を休職しています。今2ヶ月目。
会社の前線から離れてうつ病の治療に専念しています。
日々、仕事を離れたことによる罪悪感と復職に向けての不安に苛まれながら、1ヶ月を過ごしました。
軽い運動(ウォーキング)はしているが、何も生産していない自分に嫌気がさしています。
そんな中、兼ねてから憧れがあったピアノをやってみたいと思うようになりました。
そのきっかけがこちらのYouTube動画で、FF15の「dewdrops at dawn」という曲を聴いて感動したからです。
ここで、ピアノやりたい熱が高まりました。
しかし、本当に今から始めて上達するのだろうか。
40過ぎたら遅すぎるのでは?と思われることも多いと思いますが、何をするにも遅すぎることなんてないと思っています。
もちろん早く始められればそれだけアドバンテージありますが、そんなことを考えている時間が無駄だと思います。
しかし、早いか遅いか関係なく、スキルや経験に時間とお金をかけていくようにしていきたいと考えるようになりました。自分の人生が豊かで楽しめるように。
で、決断しました。
ピアノを始めようと。
これは、その40代過ぎのうつ病おっさんがピアノを始める軌跡になります。
楽器選び
RD-88にしました。
理由は
- タッチ感が実際のピアノに近い
- 88鍵盤
- オーディオインターフェースを介して録音できる
- 予算範囲内(10〜20万)
- Rolandのブランドがかっこいい
お高いですが後悔するくらいならとおもいポチッと購入。
配送完了まで3日かかりましたが無事到着。
重さは13.5kg。軽くはないものの、このスペックだと大体どのメーカーも同じくらいの重さなのでよさそう。ちなみに上位互換のRD-2000は21.7kg。
実際に弾いてみると、ピアノ鍵盤の重さをしっかり感じます。
思ったよりも予算範囲内だったので、周辺機器を買い揃える余裕ができました。
周辺機器
ピアノスタンド
「HERCULES STANDS (ハーキュレススタンド) / KS120B キーボードスタンド X型」にしました。
理由は
- 電子ピアノの荷重に耐えられる
- 高さの調節が可能
- 安心安定のハーキュレス製品
正直、電子ピアノのスタンドを買うのは初めてで、どれにしたらいいか迷いました。
ただ、下手に安定感ないスタンドを選んでしまった結果、電子ピアノが落下して壊れることは避けたかったので、荷重にしっかり耐えられるスタンドを探しました。
HERCULES STANDS (ハーキュレススタンド) / KS120B キーボードスタンド X型 は耐荷重100Kgですので余裕です。
重さは13.5kg。軽くはないものの、このスペックだと大体どのメーカーも同じくらいの重さなのでよさそう。ちなみに上位互換のRD-2000は21.7kg。
実際に設置してみると、ちょうどよくはまりました。
欠点というか、気になるのはスタンド自体が5kg程度で、電子ピアノとあわせると20kg近く床に荷重がかかります。フローリング床だと跡がついてしまいそうなので、床を保護する必要がありそうでした。
保護マットを敷いてもいいと思ったのですが、一旦は電子ピアノが梱包されてたダンボールを流用しました。ひとまずこれで対処できそうです。
また、スタンドはX型なので自分の足が下に入らないのが少し気になります。とはいえ、スタンドとしての機能を十分に果たしてくれてるので、しばらくは問題なさそうです。
他には以下のようなZ型もあるようですが、ちょっと大きい。
しばらくは今のX型を使っていこうと思います。
ヘッドホン
「MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン」を購入しました。
理由は
- 軽量であること
- できるだけリアルな音を伝える
- 実はずっと欲しかった
MDRシリーズはいくつか種類が出ていますが一番軽量のものを選びました。
わたしはプロでもなんでもないので、聞こえてくる音質にこだわりもなければ違いもわかりません。それでも電子ピアノから聞こえてくる音はなるべくリアルに聴きたいので、兼ねてから欲しかったMDRシリーズを購入しました。
なお、無線ならコードが邪魔にならず、控えめに言って最高だと思います。
PCとの接続ケーブル
「UGREEN USBケーブルType-C to Type-B ケーブル」を購入しました。
理由は
- MacBookをきちんと認識することお
- コードが邪魔にならない程度の長さ
- お手頃価格
特にこだわりはなかったのですが当方MacBook Proでして、macをきちんと認識するものを選びました。
PCと接続できるようになると、以下のようなことができます。
- PCからのYouTubeなどの演奏動画をヘッドホンで聴きながら練習できる
- 自分の演奏の録音(ライン録り)
- 録音した演奏の編集
GarageBandでRD-88が認識できることが確認できました。録音もできるようになりました。
演奏動画をYouTubeにアップロードすることも考えるといい感じです。
Roland RD-88と接続するためには、事前にDriverをインストールする必要があります。
インストール手順は取扱説明書の通りに実施すればOK。例えば私の場合、PCはMacbook Pro Sonoma 14.3.1なので、RD-88 Driver Ver.1.0.2 for macOS Sonoma 14.x をインストールしました。
(まだ人様にお聞かせできるレベルに達していないので演奏動画は後日)
譜面立て(iPadを立てる用)
タブレットスタンドを購入しました。
理由は
- iPadで譜面をみたい
- スペースを取らない
- お手頃な値段
iPadで譜面管理するつもりだったので、わざわざ譜面台を買わずにタブレットスタンドにしました。
紙媒体は無理ですが、iPadで楽譜を見ることを前提としているのでこれで十分。
というか、譜面台を置くスペースが不要でコンパクトなので控えめにいって最高。
少し注意したいのは、電子ピアノの上に載せるので、変な傷や乗せ跡がつく可能性があることです。これは、下に柔らかい布などを敷けば良いかもしれません。試してみよう。
iPhone / iPadとの接続ケーブル
PC同様、iPhoneやiPadと繋げるために「UGREEN AUXケーブル iPhone ライトニングケーブル」を購入しました。
正直、PCとRD-88がつながればこれは不要だったかもしれません。買わなくてもよかったかもくらいに思っています。PC同様、iPhone または iPadでも録音や音声出力をしたい場合に購入すれば良いかもです。
楽譜管理
PiascoreというアプリをiPadにインストールして利用しています。
楽譜を管理し閲覧するだけなら無料で使えます。
Piascoreで楽譜を取り込むのも簡単です。
- 楽譜をダウンロード(もしくは紙媒体をPDF化)
- Google Driveにアップロード
- Piascoreでダウンロード
紙媒体の楽譜もPDF化してしまえばこれで管理できます。
個人的にお気に入りな機能は以下2つです。
- ウィンクでページめくりできる(右ウィンクで右ページ / 左ウィンクで前ページ)
- 楽譜に書き込みできる
ウィンクでページめくりは便利。詳しくは公式ページのこちらを参照ください。
もちろん、紙媒体は古いやりかたという訳では全くなく、むしろ使い分けが必要かなと思っています。以下にメリデメをまとめてみました。コンサートでは紙媒体が優秀かもですね。
管理 | メリット | デメリット |
---|---|---|
タブレット | ・大量の楽譜でもかさばらない ・保存してる楽譜を探しやすい ・書き込みもできる | ・故障・電池切れで演奏中に突然使えなくなるリスクあり・コンサート等では使わないこと。 ・タブレットがない場合は購入する必要あり |
紙媒体 | ・楽譜を横に繋げて全体を一望できる ・タブレットのように演奏中に故障・電池切れリスクなし ・書き込みしやすい | ・楽譜が増えるとかさばるし探しにくい ・書き込みが薄れて消える ・破れやすい |
床の保護
とりあえず電子ピアノが梱包されてたダンボールを再利用し、四角くダンボールを切って敷きました。
床に跡がつかなければなんでもよかったです。新しく何かを買う必要は今のところないので、今のところはこれで。
ちなみにこんなのもあります。
ダンボールがカッコ悪いと感じる方はこういうのがいいかも。
独学でのピアノ教則本
「ピアノの教科書」を購入しました。
理由は
- カスタマー評価が良い
- 初心者のレベルに合っている
- お手本がYouTube動画で見れる
お手本をYouTubeで見れるのが一番嬉しかったです。
特に私は初心者なので、教本の通り弾いているつもりでも、姿勢や指使い、音やリズムなが正しいかどうか判断つきにくいです。これがYouTube動画のお手本があるおかげで間違えて覚えてしまうことがなくなりそうです。
ピアノ教室に通うかどうか
正直決めかねています。
体験レッスンにはいったのですが、入会はしませんでした。
できれば通いたいのですが、いくつかの理由で決めかねています。
- 仕事と両立できるか心配
- 何を目的に通うかが定まらない
少なくとも、きちんと先生に教わった方が上達は早いと思っています。ただ、踏ん切りがつかない。
これについてはもう少し様子をみようと思っています。
最後に
思い立ったが吉日で、40才をすぎたおじさんがピアノを始めました。
40過ぎたら遅すぎるのでは?と思われることも多いと思いますが、何をするにも遅すぎることなんてないと思っています。
もちろん早く始められればそれだけアドバンテージありますが、そんなことを考えている時間が無駄だと思います。
早いか遅いか関係なく、スキルや経験に時間とお金をかけていくようにしていきたいと考えるようになりました。自分の人生が豊かで楽しめるように。
私と同じように、何か始めたくても重い腰が上がらず悩まれてる人がいるならば、その背中をちょんと後押しできるような記事になっていれば幸いです。