エンジニア

SESで働くメリット・デメリット

わたしはSESとして4年ほど働いていました。

その経験の中でSESのメリット・デメリットをたくさんみてきました。

今回は、その経験の中でSESで働くことのメリット・デメリットをまとめました。

これからエンジニアになろうとする方の参考になればとおもいます。

SESのメリット・デメリット

具体的にはメリット・デメリットがあります。

メリット
  • 知名度の高い大手の企業案件・プロジェクトに関われる
  • 残業時間が少ない。月平均0〜10時間
  • 年収は500万〜600万と悪くはなかった
デメリット
  • 案件ガチャ。やりたくない案件もある
  • 当事者意識になりきれない
  • スキルのアップデートが難しい
  • 将来の不安。最後はどこにいき着くのか?

それぞれのメリット/デメリットについて解説していきたいと思います。

メリット

知名度の高い大手の企業案件・プロジェクトに関われる

誰もが知っている大手企業の案件が多く、そこに常駐して業務を行なっていました。

以下のような企業の案件を経験しました

  • エンターテイメント関連
  • ソーシャルゲーム関係
  • 大手金融機関

大手企業の業務内容やアーキテクチャは他社の案件に移動した時にも役に立つことが多いです。

自分のスキルアップにも繋がるため、大手の経験はとても有益なものになりました。

残業時間が少ない。月平均0〜10時間

わたしの場合、残業はほぼ0でした。

契約上、月稼働140〜160時間を満たす必要がありましたが、スケジュールを守れば残業をすることはありませんでした。

プライベートの時間を有効活用したい人にはメリットがあると思われます。

年収500万〜600万と悪くはなかった

わたしがいた会社では年収500万〜600万のレンジで給与を頂いていました。

勤める会社ごとに異なると思いますが、スキルがあれば一般的に平均とされている年収は得られると思います。

デメリット

案件ガチャ。やりたくない案件もある

正直選ぶ権利はありませんでした。

スキルマッチした案件の中でもっとも単価が高いものから優先的に面談を組まれました。これはSES事業として売上を上げるためには健全な考え方でわたしも納得しています。

それでも選択できる余地がないのは自分のキャリアを自分で決められないことと同じことであり、振り回されている感じがしました。

やりたくない案件でも行かざるを得ない状況もある

例えば、募集案件が少なく選んでる余裕がない状況の中で、この案件を逃すと不稼働になってしまい会社に売上が立たない状況になってしまいます。

例えば以下のような案件がありました。

  • 明らかな炎上案件
  • ただのテスター
  • アルバイトでもできるような単調作業

どこかで自分を無理やり納得させるような考え方に

やりたくない案件に決まるとめちゃめちゃ憂鬱になります。

それでも逃れられない事実を少しでも緩和するために「これはやりがいある案件なんだ」とどこかで自分を納得させるような理由づけを無理やりにでもしていました。

どんな仕事も、かならずどこかで人の役にたっている、社会に貢献しているんだと自分に言い聞かせていました。でも、具体的にどう人の役にたっているのか言語化できていないので、もやもやが頭から離れません。仕事に行く気すらおきなくなってきます。

正直、SESであればこの案件ガチャは逃れられないものだと感じました。

当事者意識になりきれない

派遣先のサービスに貢献したくても、SESであるが故にできない業務が多々あります。例えば以下のようなものがあります

  • 上流工程の意思決定
  • 社員限定のMTG
  • 事業戦略の方向性

これにより疎外感を感じることが多々ありました。外部の人間なので、事業戦略などの情報を外部に洩らすリスクを考えれば当然ですが、社員との壁を感じることが多く結果的に当事者意識になりきれませんでした。

スキルのアップデートが難しい

業務を対価にお金をいただく関係上、スキルマッチした案件を優先して選ばざるを得ませんでした。つまり、新しいチャレンジをしたくて案件を選ぶことは難しいです

例えば、以下のような希望は難しいです。

  • 新しい技術を習得したいので、Ruby on Railsの現場に行きたい
  • ネイティブアプリを経験したい
  • クラウド技術を磨きたい

エンジニアリングサービス提供の対価としてお金を頂いているのに、なぜあなたのスキルアップのためにお金を払わないといけないのか、という風に捉えられると思います。

だからといってプライベートの時間で習得しても、業務でつかった経験がないだけで面接で不採用になることは多いです。企業側が求めてるのは実務経験であるところが多い印象でした。

新しい技術にチャレンジするなら、SESは厳しい立場だと思いました。

将来の不安。最後はどこにたどり着くのか?

SESのキャリアはどこに向かうのか全く見えませんでした。

このままSESとして自分のキャリアを終えるのか、と考えたとき何も成長できていないなと思いました。それならフリーランスになった方がまだマシでした。

SESを辞めて自社開発企業に転職

結局わたしは自社開発の企業に転職しました。

理由はデメリット解消の意味合いが強かったように思います。

自社開発の企業に転職した結果、デメリットは大きく解消されました。

  • 新しい技術の導入及びそのためのプランニング
  • 圧倒的な当事者意識
  • 社員ひとりひとりに裁量権がある
  • 楽しい

最後の「楽しい」が一番重要だと思います。

最後に

SESを否定しているわけではありません。価値観は人それぞれでメリットもデメリットたくさんあると思っています。大事なのは、その中で自分がどうするかだと思っています。

これをお読みの方に、たったひとつでも意味がある情報が届けられたら幸いです。

ビッグデータ分析
created by Rinker
¥4,180
(2022/11/30 00:08:46時点 Amazon調べ-詳細)

created by Rinker
技術評論社
¥2,398
(2022/11/30 00:16:26時点 Amazon調べ-詳細)