OpenWeatherMapとは
気象データを得るためのAPIを提供するオンラインサービスです。
APIだけでなくウェブサイトからも気象データを取得できます。(以下イメージ)
無料?
無料プランがあります。無料で取得できる情報は以下です。
- 現在の天気
- 1時間の1分ごとの予報
- 48時間の1時間ごとの予報
- 7日間の天気予報
- 過去5日間の気象データ
- 政府の気象警報
料金プラン
料金プランごとに利用可能な機能をまとめました。
無料 | Startup 40ドル |
Developer 180ドル |
Professional 470ドル |
Enterprise 2,000ドル |
---|---|---|---|---|
60コール/分 1,000,000コール/月 |
600コール/分 10,000,000コール/月 |
3,000コール/分 100,000,000コール/月 |
30,000コール/分 1,000,000,000コール/月 |
200,000コール/分 5,000,000,000コール/月 |
現在の天気 分予報1時間* 毎時予報2日* 毎日の天気予報7日* 政府の気象警報* 過去の天気5日* |
現在の天気 分予報1時間** 毎時予報2日** 毎日の天気予報16日 政府の気象警報** 過去の天気5日** |
現在の天気 分予報1時間 時間予報4日 毎日の天気予報16日 政府の気象警報 過去の天気5日 気候予報30日 |
現在の天気 分予報1時間 時間予報4日 毎日の天気予報16日 政府の気象警報 過去の天気5日 気候予報30日 一括ダウンロード |
現在の天気 分予報1時間 時間予報4日 毎日の天気予報16日 政府の気象警報 過去の天気5日 気候予報30日 一括ダウンロード |
基本的な天気図 | 基本的な天気図 | 高度な天気図 歴史地図 |
高度な天気図 歴史地図 全球降水観測計画 |
高度な天気図 歴史地図 全球降水観測計画 |
Road Risk API | ||||
天気ウィジェット | 天気ウィジェット | 天気ウィジェット | 天気ウィジェット | 天気ウィジェット |
稼働時間95% | 稼働時間95% | 稼働時間99.5% | 稼働時間99.5% | 稼働時間99.9% |
** One Call APIは1日2,000回API呼び出し
API利用の流れ
利用登録
会員登録ページからアカウント登録します。
API Keyの取得
登録後、API Keyを取得します。
API呼び出し
One Call API を利用します。
仕様は以下になります。
リクエスト
https://api.openweathermap.org/data/2.5/onecall?lat={lat}&lon={lon}&appid={API key}
lat:緯度
lon:経度
API key:API Keyの値
※経度・緯度の確認方法レスポンス
引用:APIドキュメント
○ 現在の天気
○ 1時間の1分ごとの予報
○ 48時間の1時間ごとの予報
○ 7日間の毎日の天気予報
○ 過去5日間の気象データ
○ 政府の気象警報
経度(lat)・緯度(lon)の値はGoogle Mapから右クリックすることで得られます。
試しにcurlでリクエストした結果は以下になります。
データを確認
ここではAPIリクエスト時点の天気情報を取得してみます。
ドキュメント参照すると、daily.weather.main を見ればよさそうです。
APIのレスポンスから daily.weather.main を見ると、Rainと返ってきました。雨のようですね。
他社サイトの tenki.jp の予報をみても雨予報でしたので間違いなさそうです。
使ってみた結果
OpenWeatherMapはAPIでデータ提供しているため、システムに組み込みやすく導入ハードルも低いので、低コストでフィジビリティを取り始められるのではと思います。
自社のデータと気象データを組み合わせてダッシュボードにすれば、定量的なデータのもと事業の意思決定に利用できると思いました。